食べてないのに体脂肪が減らない理由

『メンタルを整えて理想の体へ』

はじめまして、メンタル整えて痩せた人です。

今回は、『食べてないのに体脂肪が減らない』

そんなお悩みを解決する記事になります。

この記事を読むことで、

早速結論から

『体重が減らない理由』

それぞれ解説していく前に、そもそも『体脂肪』を落とす仕組みについて基本的な内容をおさらいします。

体脂肪減少に必要なこと

この順番で力を入れていくことがダイエットにとって重要です。

カロリー収支の原則から、
体脂肪1Kgの燃焼には、約7200Kcalの消費が必要とされます。

では、体重75kgの人が
1日の消費カロリー2700kcal、摂取カロリー700kcalとすれば
2000kcalのマイナスカロリーが作れます。

この生活を、3ヶ月続けたら180000kcal消費することになるので、25Kgの脂肪が燃えることになります。

ただ、実際にはこんなにも減らないんです。

なぜこのようなことが起きるのか？
食べていないのに体重が落ちない理由を5つ紹介します。

①基礎代謝の減少

摂取カロリーを落とすと、体脂肪と筋肉も落ちます。

筋肉が落ちることで、消費カロリーの大部分を占める『基礎代謝量』が減り、最初に計算していた、『基礎代謝量』はダイエットが進むに連れて落ちてしまうということです。

②活動代謝の減少

体内のエネルギーをカロリーの低い状態で使い続けると、体に対しての負担が大きくなる。すると、体は防御反応を起こします。

体の防御反応としては

• 体内の温度を下げる
• 心拍数を落とす

などが挙げられます。

活動強度、運動強度を下げることで、活動代謝が減少し、消費するカロリーが落ちることになります。

③脂肪分解がしにくくなる

カロリー摂取を落とすと、脂肪の分解がされにくくなります。

『体脂肪が燃焼する仕組み』を理解することで、その原因がわかります。

体脂肪が燃焼されるし仕組み

体脂肪というのは、脂肪酸＋グリセロールに分解され、ミトコンドリアに運ばれます。そして、ミトコンドリアの中で熱エネルギーに変換。

『体脂肪⇨脂肪酸＋グリセロール』

を起こすのは、ホルモン感受性リパーゼという物質が必要となります。

ホルモン感受性リパーゼは血糖値が減少した時に分泌されるが、血糖値が低い状態が続くと分泌しにくくなることがわかっており、摂取カロリーの低い状態が続けば、『血糖値の低い状態』になってしまいます。

血糖値の低い状態を継続⇨ホルモン感受性リパーゼの分泌が抑制⇨脂肪が燃えづらくなる。この流れで、体重が落ちにくくなるんですね。

④代謝酵素、補酵素の減少

食べたものがエネルギーに変わる過程は、様々な代謝反応を経てエネルギーが燃焼させる。

代謝反応の回数は栄養素によって異なるが、解糖系(糖質をエネルギーに変換する過程)で言うと、10回の代謝反応が必要となり、この代謝反応ひとつひとつに『代謝酵素』や『補酵素』が必要となります。

食事量が減ることで、体内の代謝酵素、補酵素が無くなり、代謝反応が悪くなります。代謝反応が悪いと、脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すことができない状態になるんです。

⑤AMPKの非活性

AMKPとは、体内の消費エネルギーバランスをコントロールするセンサーのようなものです。

AMPKが活性化してるときは,

• グルコースの取り込みが促進
• 脂質代謝の促進
• 糖新生の抑制

非活性の時は、体内のエネルギーを使いにくくしてしまう。

では、どう言った時に活性化するのか？？

カロリーカット量を25%程度に抑えることでAMPKを活性化

例えば、I日3000kcal消費する人は、約750kcal(3000Kcalの25%)のカロリーカット、つまり摂取カロリーが2250(3000-750)kcalの状態であれば良い。

逆に、カロリーカット量が30%を超えると非活性になるので『カロリーの落としすぎには気をつけてください』

どうすれば効率よく落とせるのか？

まとめ

今回はダイエット中にご飯を食べていないのに体重が減らない理由と、効率よく体重を落とす方法を紹介しました。

『メンタルヘルスブログ』では、『筋トレ・栄養学・メンタルヘルス・食事』に関する論文を読み続け、実際に試してみた結果から得られた情報をわかりやすくみなさんに伝えていきたいと思います。

ダイエット中に体重がなかなか落ちない。
そんな時に読んでもらえると嬉しいです。